札幌市街地中心部地下街の全体像
札幌市街地の中心部の地下には広大な商店街と連絡通路が張り巡らされています。この記事では全体像をご紹介しましょう。

東西は地下鉄一駅分、南北は地下鉄二駅分の地下通路があり、徒歩での移動が可能になっています。
札幌地下街はけっこう広い
Google Mapsで大体の距離を測ってみたところ、以下のとおりでした。
【東西】
東西線大通駅1番出口からバスセンター前駅10番出口まで1.3km
【南北】
南北線さっぽろ駅3番出口からすすきの駅2番出口まで1.2km
なお、南北線さっぽろ駅は、北方に進めば地下街APIAを通って、北口に行けます。北口にも地下通路があり、一番遠いのが9番出口ですが、その分がプラス約450mあるので、地下通路の南北の最大距離は約1.65kmになります。450mというと、千代田線国会議事堂前5番出口から赤坂駅2番出口までの距離に相当するようですので、都心であれば一駅分です。これを合計すれば3駅分になりますね。
1.2kmってどれくらい? – 東京と比較すると
新宿の場合
東口で比較してみましょう。新宿東口駅前のビックカメラから新宿通りを新宿三丁目方向に歩いたとすると、新宿三丁目駅を越えて、新宿御苑駅あたりまでが1.2kmぐらいです。
西口の場合はどうでしょうか。西口広場から都庁前までが650mです。悪天候の日はもうここまでで息も絶え絶えという感じですが、1.2kmというと、都庁前からさらに東京医科大がある西新宿駅まで行けちゃえます。
渋谷の場合
渋谷だと、ハチ公前から公園通りを通って渋谷公会堂に向かい、国立代々木競技場まで行くと1.1kmだそうです。公園通りが全部地下道になっていて代々木公園まで行ける、ということですから、相当な規模の地下街になります。
渋谷ヒカリエから青山通りを行く場合だと、表参道駅までが1.2kmになります。ヒカリエから表参道まで地下商店街があったらすごいですよね。
地下街の面積で比較すると、札幌は全国で第6位だそうですが、直線距離で比べると、新宿や渋谷より長い通路があり、地下街の発達度はかなりなものと言えそうです。
世界最大カナダの地下街と比べてみると
世界最大面積を誇る地下街を有するカナダと比較した場合、トロントの地下街「Path」は、南北(AtriumからLove Park)が約1.8km、東西(KingからMetro Hall)が約970mですので、東西については札幌の方が長そうですね。
モントリオールの場合は、北東から南東への直線距離が2km以上あるので、とてもかないませんが、北西から南東方面の直線距離は1kmに満たないので、長い方を横、短い方を縦とした場合、縦方向は札幌の方が長く伸びていることになります。
地下通路が多い韓国との比較では
ソウル最大と言われているGO-TO地下ショッピングモールですが、最北端のバスターミナルから最南端の陸橋までが約350mで、そこから最西端の6番出口までが約300mです。札幌の大体3分の1ぐらいになりそうです。
札幌地下街の主な通路・商店街
地下通路・商店街の主なものは以下のとおりです。
地下歩行空間(チ・カ・ホ)
札幌駅周辺地区と大通・すすきの地区をつなげる地下空間。各商業ビルの地下に直結する他、イベント会場や誰でも座れる休憩スペースがあるのが特徴。
札幌大通地下ギャラリー500m美術館
東豊線大通駅と東西線バスセンター前駅までの地下コンコースに設置されたギャラリー。
APIA
JR札幌駅南口前広場の地下に広がる商店街。店舗数は110店舗で、札幌最大。
オーロラタウン
さっぽろテレビ塔から大通り公園西3丁目まで東西に走る地下通路にある地下商店街。店舗数は61。
ポールタウン
南北線大通駅からすすきの駅を結ぶ南北の地下通路にある地下商店街。店舗数は72。
次の投稿からは、これらを一つ一つ解説していく予定です。


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